昨夜はミシェル・ルグランのライブに酔いしれました。
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昨年のライブは背中の方から、今回はほぼ真っ正面から顔の表情を眺めながら、
とアングルが全く違ったので、感動の度合いが前回よりも倍増。
ドラムのフランソワ・レゾー、ベースのピエール・バウサエとのコンビネーションが素晴らしく、終止鳥肌ものでしたが、感動のあまり、3曲目でもう既に涙が溢れて胸がいっぱいああ大変。
「ハッハー!!」と、二人の伴奏を楽しんで聴き入り
ポワンポワンしたふわふわ白髪、村山富市元首相ばりの長い眉毛を上下に揺らし
時折指を舐めながら力強く演奏する御姿は、とても愛おしく。
大好きなフランス映画の音楽が目の前で生演奏されていることが全然信じられなくて
夢見心地の時間でした。
今回はMCも全て英語。
デューク・エリントンとのエピソードもありましたが、如何せん私に英語ヒアリング力がないので割愛…
「デストロイ アンブレラ・オブ・シェルブール」
というMCから始まった『シェルブールの雨傘』のテーマ。
もう涙が止まらなくて、マスカラとかぐちゃぐちゃになってるけどもうそんなものどうでもよくなって、
そしたらロック調やらタンゴ調やらにめまぐるしく変調していって、
で、ライブ途中なのに会場中スタンディングオベーション。
ライブ終了後も、アンコールを望む拍手が鳴り止まず。
あー、みんな胸がいっぱいだったのね。
本当に、本当に、言葉にならないくらい素敵な時間でした。
前学期、日仏で『5時から7時までのクレオ』を習ったのですが、そこに役者として登場する貴重なルグラン師匠の御姿があります。
髪の色と体のラインこそ変わってはいるけれど、軽快なピアノ演奏と素敵な歌声は80才になった今も変わらず。大好き!ルグラン!!